おうばく‐きうん【黄檗希運】
中国、唐代の禅僧。閩(びん)県(福建省)の人。黄檗山で出家。のち、百丈懐海(えかい)に師事。門下に臨済義玄がいる。断際禅師。大中年間(847〜860)に没。
こう‐こう【黄興】
[1874〜1916]中国の革命家。善化(湖南省)の人。孫文と協調、中国革命同盟会を結成し、倒清運動を指導。辛亥(しんがい)革命後、南京臨時政府の陸軍総長。袁世凱(えんせいがい)討伐の第二革命に...
こう‐こうぼう【黄公望】
[1269〜1354]中国、元代の文人画家。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は子久。号、一峯・大痴。董源(とうげん)・巨然(きょねん)の画法をもとに独自の山水画様式を確立した。元末四大家の一人。...
こう‐こくりゅう【黄谷柳】
[1908〜1977]中国の作家。広東省恵陽県の人。日本の香港占領に対し、抗日宣伝活動に参加、のち新聞記者となり、朝鮮戦争に従軍して「戦友の愛」を著す。1947年から「華商報」に連載した「蝦球(...
こう‐さんこく【黄山谷】
⇒黄庭堅(こうていけん)
こう‐せん【黄筌】
[?〜965]中国五代、蜀(しょく)の画家。成都(四川省)の人。字(あざな)は要叔。花鳥画を得意とし、黄氏体を創始。
こう‐そう【黄巣】
[?〜884]中国、唐(とう)末の農民反乱、黄巣の乱の指導者。山東省曹州の人。科挙に落第して、塩の闇商人となる。のち仲間とともに決起し長安を占領したが、唐軍に大敗し自殺。
こう‐そうぎ【黄宗羲】
[1610〜1695]中国、明末・清初の思想家・歴史学者。余姚(よよう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。号、南雷。梨洲先生とよばれた。「明儒学案」を著して実証主義的...
こう‐ていけん【黄庭堅】
[1045〜1105]中国、北宋の詩人・書家。分寧(江西省)の人。字(あざな)は魯直(ろちょく)。号、山谷道人。師の蘇軾(そしょく)とともに蘇黄と並称される。江西詩派の祖。書は行書・草書にすぐれた。
ホアン‐シン【黄興】
⇒こうこう(黄興)