エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
エーコ【Umberto Eco】
[1932〜2016]イタリアの記号論学者・小説家。トマス=アクィナス研究から出発。小説「薔薇(ばら)の名前」は世界的ベストセラーとなった。他に「不在の構造」「フーコーの振り子」「記号論」など。...
おう‐き【王圻】
中国、明代の学者。上海(江蘇省)の人。字(あざな)は元翰。馬端臨の「文献通考」に続けて、南宋から明中期までの記事を集めた「続文献通考」を著した。他に「三才図会」など。生没年未詳。
おう‐さん【王粲】
[177〜217]中国、後漢から魏(ぎ)にかけての文人。高平(山東省)の人。字(あざな)は仲宣。博覧多識で知られる。詩賦に長じ、建安七子の一人。「従軍詩」「七哀詩」「登楼賦」など。
おう‐しょうれい【王昌齢】
[698〜757]中国、盛唐の詩人。京兆(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は少伯。五言絶句にすぐれ、雄渾(ゆうこん)な詩風は生前から高く評価された。辺塞(へんさい)詩人の一人。
おおうち‐ひょうえ【大内兵衛】
[1888〜1980]経済学者。兵庫の生まれ。東大教授。のちに法政大学総長。マルクス(主義)経済学の立場で、日本経済学の形成に寄与。その門下からは多くの学者が輩出した。著「財政学大綱」「経済学五...
おおうち‐よしたか【大内義隆】
[1507〜1551]戦国時代の武将。義興(よしおき)の子。周防など7か国の守護。少弐・大友・尼子氏らと対戦。老臣陶晴賢(すえはるかた)の反逆にあい自殺。明・朝鮮から文物を取り入れ、大内版を開板...
おおえ‐たく【大江卓】
[1847〜1921]政治家・実業家。土佐の人。神奈川県権令としてペルーの奴隷船から清国人を解放。1877年西南戦争に呼応して挙兵したが失敗し、翌年入獄。立憲自由党創立に参加したが、のち実業界に...
おおが‐いちろう【大賀一郎】
[1883〜1965]植物学者。岡山の生まれ。昭和26年(1951)、千葉市花見川区の検見川(けみがわ)遺跡から約2000年前のハスの実を発掘し、発芽・開花させることに成功した。→大賀蓮
おおが‐たけお【相賀武夫】
[1897〜1938]出版業者。岡山の生まれ。大正11年(1922)小学館を創業、学年別学習雑誌「小学五年生」「小学六年生」を創刊。また大正15年(1926)、小学館から娯楽誌部門を独立させ、集...