アリストテレス【Aristotelēs】
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現実在に形相として内在するものとした。アテネに学校リュケイオンを開いてペリパトス学...
アルベルトゥス‐マグヌス【Albertus Magnus】
[1193ころ〜1280]ドイツのスコラ学者・神学者・自然科学者。ドミニコ会修道士。アリストテレスの学説を取り入れて、理性と信仰の領域を区別した。トマス=アクィナスの師。
アレクサンドル【Aleksandr】
(1世)[1777〜1825]ロシア皇帝。在位1801〜1825。ナポレオンのモスクワ遠征を失敗させ、ウィーン会議では神聖同盟を提唱。 (2世)[1818〜1881]ロシア皇帝。在位1855...
いけだ‐みつまさ【池田光政】
[1609〜1682]備前岡山藩主。輝政の孫。藩政改革に熊沢蕃山(くまざわばんざん)を登用。閑谷黌(しずたにこう)を創建。儒教を重んじ、新田開発・殖産興業に努めた。
いのうえ‐のぼり【井上登】
[1885〜1971]裁判官・プロ野球コミッショナー。千葉の生まれ。司法省調査部長、大審院部長判事などを歴任し、昭和22年(1947)最高裁判所の判事となる。また、同16年、日本野球連盟の最高顧...
エックハルト【Johannes Eckhart】
[1260ころ〜1327]ドイツの神学者。ドミニコ会士。一般にマイスター=エックハルトとよばれる。神秘主義の代表的人物で、魂と神との神秘的合一を説いたが、死後の1329年、教皇によって異端と断罪...
えのもと‐たけあき【榎本武揚】
[1836〜1908]政治家。通称釜次郎。江戸の人。オランダに留学。帰国後、幕府の海軍奉行となる。戊辰(ぼしん)戦争では箱館の五稜郭(ごりょうかく)にこもり、政府軍と交戦するが降伏。特赦され、...
エル‐グレコ【El Greco】
[1541ころ〜1614]《ギリシャ人の意》スペインの画家。本名はドメニコス=テオトコプーロス(Domenikos Theotokopoulos)で、ギリシャ生まれ。劇的な構図と明暗構成、細長く...
エールリヒ【Paul Ehrlich】
[1854〜1915]ドイツの実験医学者。近代免疫学・化学療法の基礎を確立。秦佐八郎との共同研究により、梅毒に効くサルバルサンを発見。1908年にメチニコフとともにノーベル生理学医学賞受賞。著「...
おおとり‐けいすけ【大鳥圭介】
[1833〜1911]江戸末期・明治初期の政治家。兵庫の人。緒方洪庵・江川英竜らに蘭学・兵学を学ぶ。戊辰(ぼしん)戦争で五稜郭にこもったが降伏。のち清国・朝鮮公使として日清戦争前後の外交工作を行...