ビョルンソン【Bjørnstjerne Bjørnson】
[1832〜1910]ノルウェーの小説家・劇作家。政治運動でも活躍。1903年ノーベル文学賞受賞。小説「日向丘の少女」「アルネ」、戯曲「人力以上」など。
ビードル【George Wells Beadle】
[1903〜1989]米国の生化学者。微生物の遺伝現象を研究。アカパンカビの変異体の研究から、一つの遺伝子が一つの酵素を支配していることを解明。1958年、E=L=テータムとともにノーベル生理学...
ピアソン【Lester Bowles Pearson】
[1897〜1972]カナダの政治家。外相・首相などを歴任。スエズ危機の解決に尽力し、1957年ノーベル平和賞を受賞。
ピランデッロ【Luigi Pirandello】
[1867〜1936]イタリアの劇作家・小説家。人間存在の二重性、狂気など、精神の危機を主題とした作品が多い。1934年ノーベル文学賞受賞。小説「故マッティア=パスカル氏」、戯曲「ヘンリー四世」...
ピンター【Harold Pinter】
[1930〜2008]英国の劇作家。日常性にひそむ恐怖や存在の不確かさを描き、不条理演劇の大家と評される。2005年ノーベル文学賞受賞。作「管理人」など。
ファインマン【Richard Phillips Feynman】
[1918〜1988]米国の理論物理学者。量子力学の研究に従事、量子電磁力学の繰り込み理論を完成した。1965年、朝永振一郎・シュウィンガーとともにノーベル物理学賞受賞。著「ファインマン物理学」5巻。
ファン‐デル‐ワールス【Johannes Diderik van der Waals】
[1837〜1923]オランダの物理学者。物質の状態変化などを研究し、気体および液体についての状態方程式を発表、気体分子間に引力が働くことを解明した。1910年ノーベル物理学賞受賞。
ファント‐ホッフ【Jacobus Henricus van't Hoff】
[1852〜1911]オランダの化学者。立体化学を創始し、化学平衡の熱力学、希薄溶液理論を発表。F=W=オストワルトと「物理化学雑誌」を創刊、物理化学の基礎を築いた。1901年ノーベル化学賞受賞。
フィッシャー【Emil Fischer】
[1852〜1919]ドイツの化学者。生体を構成する物質について研究し、尿酸などのプリン体、糖類の合成やたんぱく質からのアミノ酸の分離など、広い分野にわたる業績がある。1902年ノーベル化学賞受賞。
フィービゲル【Johannes Andreas Grib Fibiger】
[1867〜1928]デンマークの病理学者。ラットを用いた実験を行い、人工癌(がん)研究の端緒をつくった。1926年ノーベル生理学医学賞受賞。