とさ‐みつのぶ【土佐光信】
[?〜1522ころ]室町後期の画家。宮廷の絵所預、幕府の御用絵師をも務め、将監さらには刑部大輔に任じられ、画家として最高の地位をきわめて土佐派の画系を確立。絵巻・肖像画・仏画から工芸品の下絵まで...
トルバルセン【Bertel Thorvaldsen】
[1770〜1844]デンマークの彫刻家。主にローマで活躍。カノーバと並ぶ新古典主義の代表者。作「キリスト像」など。
どい‐たかこ【土井多賀子】
[1928〜2014]政治家。兵庫の生まれ。昭和44年(1969)衆議院議員、昭和61年(1986)から平成3年(1991)まで第10代日本社会党委員長。平成5年(1993)衆議院議長。平成8年...
ナウマン【Edmund Naumann】
[1854〜1927]ドイツの地質学者。明治8年(1875)日本政府に招かれて来日、同18年帰国まで東大で地質学を教授。日本列島の地質構造を調査し、フォッサマグナによって東北日本と西南日本に分け...
なかじま‐けんぞう【中島健蔵】
[1903〜1979]評論家・仏文学者。東京の生まれ。国語審議会委員として「当用漢字表」「現代仮名遣い」の制定を推進。評論は文芸から音楽まで幅広い。著「現代文芸論」「回想の文学」「昭和時代」など。
なみき‐ごへい【並木五瓶】
[1747〜1808]江戸後期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木正三の弟子。大坂および江戸の劇壇で活躍し、幕末までの歌舞伎の隆盛をもたらした。写実的、合理的作風で知られる。代表作「五大力恋緘...
なわ‐やすし【名和靖】
[1857〜1926]昆虫学者。岐阜の生まれ。明治29年(1896)名和昆虫研究所を岐阜市に設立、農作物害虫の駆除・予防を研究。翌年から月刊誌「昆虫世界」を発刊、これは昭和21年(1946)まで...
ナンセン【Fridtjof Nansen】
[1861〜1930]ノルウェーの探検家・政治家。北極をフラム号で探検し、1895年、北緯86度14分の地点まで到達、北極地方が海洋であることを立証。第一次大戦後は難民救助などに活躍し、1922...
ぬかた‐の‐おおきみ【額田王】
飛鳥(あすか)時代の歌人。7世紀末までは在世。鏡王(かがみのおおきみ)の娘。大海人皇子(おおあまのおうじ)(天武天皇)の寵(ちょう)を得て十市皇女(とおちのひめみこ)を産み、のちに天智天皇に召さ...
ネアルコス【Nearchos】
[?〜前312]アレクサンドロス大王の部将。クレタ島の生まれ。東征の帰途、インダス川からチグリス川まで航海を指揮した。