ぎてん【義天】
[1055〜1101]高麗(こうらい)の僧。文宗の第4子。1085年に宋に渡り、華厳(けごん)・天台・律・禅を学び、帰国後、天台の布教に努めた。「新編諸宗教蔵総録」(義天録)などを刊行。大覚国師。
はく‐らくてん【白楽天】
⇒白居易(はくきょい)
謡曲。脇能物。宝生を除く各流。唐の白楽天が日本の知恵を探りに来ると、住吉明神が和歌をもって対抗し、船もろとも追い返す。
みやざき‐とうてん【宮崎滔天】
[1871〜1922]中国革命の協力者。熊本の生まれ。本名、寅蔵。亡命中の孫文と知り合い、その革命運動を支援した。著「三十三年之夢」など。
ゆうてん【祐天】
[1637〜1718]江戸中期の浄土宗の僧。陸奥(むつ)の人。字(あざな)は愚心。号、明蓮社顕誉。徳川綱吉・家宣らの帰依を受け、増上寺の第36世を継ぎ、大僧正となった。