いちもんじ‐すけむね【一文字助宗】
鎌倉前期の刀工。備前の人。則宗の子。後鳥羽上皇の御番鍛冶として仕えたという。大一文字と称される。生没年未詳。
いちもんじ‐のりむね【一文字則宗】
平安末期から鎌倉前期にかけての刀工。備前福岡の人で、一文字派を興した。後鳥羽上皇の御番鍛冶として仕えたと伝えられる。菊一文字と称される。生没年未詳。
き‐そう【徽宗】
[1082〜1135]中国、北宋第8代の皇帝。在位1100〜1125。名は佶(きつ)。書画の名手として知られ、文化・芸術を保護奨励したが、政治力なく国政は乱れ、金の侵入に際し帝位を子の欽宗(きん...
くにむね【国宗】
鎌倉中期の刀工。備前道宗の孫、初代国真の子。通称備前三郎。京都を経て鎌倉に定住。新藤五国光はその弟子という。生没年未詳。
けん‐そう【憲宗】
[1208〜1259]モンゴル帝国第4代皇帝。在位1251〜1259。名は蒙哥(マング)。フビライの兄。カラコルムに都し、内政を整え、弟らに雲南・チベット・ペルシアを攻めさせ、1257年、自ら南...
だて‐まさむね【伊達政宗】
[1567〜1636]安土桃山時代から江戸初期にかけての武将。出羽の人。畠山・蘆名氏を倒して奥州を制覇。のち、豊臣秀吉に仕えて朝鮮に出陣。関ヶ原の戦い・大坂の陣には徳川方につき仙台藩の基礎を固め...
とくがわ‐よしむね【徳川吉宗】
[1684〜1751]江戸幕府第8代将軍。在職1716〜1745。紀伊藩主徳川光貞の四男。紀州藩主から将軍となり、幕府財政の改革と幕政の強化につとめ、享保の改革を行った。
とく‐そう【徳宗】
[742〜805]中国、唐の第9代皇帝。在位779〜805。代宗の子で、安史の乱後の財政再建のため、両税法を施行。書道に長じた。 清の光緒帝(こうしょてい)の廟号(びょうごう)。
のりむね【則宗】
鎌倉初期の刀工。備前の人。福岡一文字(いちもんじ)派の祖。後鳥羽院の番鍛冶の一人とされる。「一」の銘を中心(なかご)に切ったので福岡一文字という。現存する作品は御物・国宝・重要文化財に指定されて...
もう‐そう【孟宗】
中国の二十四孝の一人。三国時代の呉の人で、孝行の徳により寒中に母の求める筍(たけのこ)を得て、供したという。→雪中の筍 「孟宗竹(もうそうちく)」の略。