えんちん【円珍】
[814〜891]平安前期の天台宗の僧。讃岐(さぬき)の人。延暦寺の第5世座主(ざす)。寺門派の祖。義真に師事。入唐して多数の経疏(きょうしょ)を請来(しょうらい)し、天台密教(台密)を盛んにし...
きょう‐じちん【龔自珍】
[1792〜1841]中国、清の学者。仁和(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は璱人(しつじん)。号は定盦(ていあん)。訓詁(くんこ)・音韻・文字学・蒙古語・梵語を研究。また、公羊(くよう)...
みょうちん【明珍】
室町時代より続いた甲冑師(かっちゅうし)の家名。明珍派とよばれ、関東で活躍したが、江戸時代には全国に分布、鐔(つば)・馬具なども製作した。