ふじた‐まこと【藤田まこと】
[1933〜2010]俳優。東京の生まれ。本名、原田真(まこと)。歌手や司会を経て、コメディアンとしてテレビ界入り。主演した時代劇「てなもんや三度笠」が高視聴率を上げ、人気を集めた。その後も「必...
ふじた‐よしなが【藤田宜永】
[1950〜2020]小説家・エッセイスト。福井の生まれ。渡仏しミステリーの翻訳を手がけた後、本格的な執筆活動に入った。エンターテインメント色の強い探偵小説・恋愛小説で若い読者層を得る。「愛の領...
ふじの‐かおり【藤野可織】
[1980〜 ]小説家。京都の生まれ。平成18年(2006)「いやしい鳥」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。「爪と目」で芥川賞受賞。他に「パトロネ」など。
ふじの‐ちや【藤野千夜】
[1962〜 ]小説家。福岡の生まれ。本名、高迫(こうさこ)久和。出版社勤務ののち創作生活に入る。「夏の約束」で芥川賞受賞。他に「午後の時間割」「おしゃべり怪談」など。
ふじむら‐つくる【藤村作】
[1875〜1953]国文学者。福岡の生まれ。東大教授。近世文学、特に西鶴の研究に専心。また、雑誌「国語と国文学」を創刊し、「日本文学大辞典」を編集。著「評釈西鶴全集」など。
ふじもと‐ぎいち【藤本義一】
[1933〜2012]小説家・放送作家。大阪の生まれ。本名、義一(よしかず)。ラジオドラマや映画のシナリオを執筆するかたわら、テレビの深夜番組の司会、若手の漫才師の育成など幅広く活躍。小説では、...
ふじもり‐えいいち【藤森栄一】
[1911〜1973]考古学者。長野の生まれ。諏訪中学卒業後、さまざまな職業に就きながら考古学を研究した。著「かもしかみち」「石器と土器の話」など。
ふじもり‐せいきち【藤森成吉】
[1892〜1977]小説家・劇作家。長野の生まれ。人生派作家として出発、のちプロレタリア文学運動に参加。戯曲「何が彼女をさうさせたか」、小説「若き日の悩み」など。
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ふじやま‐かんび【藤山寛美】
[1929〜1990]喜劇俳優。大阪の生まれ。本名、稲垣完治。松竹新喜劇に参加、阿呆役で一世を風靡(ふうび)した。