スタール【Anne-Louise Germaine Staël】
[1766〜1817]フランスの小説家・批評家。通称、スタール夫人。ネッケルの娘。自由思想のため国外に追われ、欧州諸国に亡命。フランス‐ロマン主義の先駆者。小説「デルフィーヌ」「コリンヌ」、評論...
ステッセル【Anatoliy Mikhaylovich Stessel'】
[1848〜1915]ロシアの軍人。日露戦争で旅順要塞(ようさい)司令官として日本軍と戦い、敗れて降伏。水師営で乃木将軍と会見。
ストラディバリ【Antonio Stradivari】
[1644〜1737]イタリアのバイオリン製作者。豊かな音量と音色をもつ楽器を多数製作した。
セルシウス【Anders Celsius】
[1701〜1744]スウェーデンの物理学者・天文学者。ウプサラ天文台長。水の氷点と沸点の間を100分割する温度目盛りを提唱し、セ氏温度のもととなった。
ゼーガース【Anna Seghers】
[1900〜1983]ドイツの女流小説家。社会主義リアリズム文学の代表者。作「第七の十字架」「死者はいつまでも若い」など。
タピエス【Antoni Tàpies】
[1923〜2012]スペインの画家。定形を否定するアンフォルメル画家の一人。画面に砂や土を混ぜたり、ぼろ布を貼りつけたりした抽象画で知られる。
タブッキ【Antonio Tabucchi】
[1943〜2012]イタリアの小説家・ポルトガル文学者。インドで失踪した友人を探す主人公の旅を幻想的に描いた「インド夜想曲」で地位を確立。他の作品に「供述によるとペレイラは…」など。ポルトガル...
タルコフスキー【Andrey Arsen'evich Tarkovskiy】
[1932〜1986]ソ連の映画監督。詩的、象徴的作風により、精神的な閉塞状況下における魂の救済の問題を追求。1984年に亡命。作「僕の村は戦場だった」「惑星ソラリス」「サクリファイス」など。
チェーホフ【Anton Pavlovich Chekhov】
[1860〜1904]ロシアの小説家・劇作家。さりげない出来事のうちに、日常性のなかで俗物化していく人間への批判と人生の意味への問いかけをこめ、風刺とユーモアに富む文体で描いた。小説「退屈な話」...
チュルゴー【Anne Robert Jacques Turgot】
[1727〜1781]フランスの政治家・経済学者。ルイ16世時代の財政総監。穀物取引の自由化、ギルド廃止など自由主義的改革に努力したが、反対派の抵抗により罷免された。テュルゴー。