タルティーニ【Giuseppe Tartini】
[1692〜1770]イタリアのバイオリン奏者・作曲家。バイオリンの重音奏法を完成。協奏曲・ソナタなどを多数作曲し、特にソナタ「悪魔のトリル」は有名。
チェスタートン【Gilbert Keith Chesterton】
[1874〜1936]英国の小説家・批評家。カトリックの立場から、警句・逆説を駆使した文明批評を行った。また、ブラウン神父を探偵役とした推理小説のシリーズでも有名。評論「ディケンズ論」など。
チマブエ【Giovanni Cimabue】
[1240ころ〜1302ころ]イタリアの画家。フィレンツェ派。ビザンチンの伝統様式から、しだいに新しい人間的感情の表現に至り、ルネサンスへの転換期を代表する画家とされる。チマブーエ。チマーブエ。
ティエポロ【Giovanni Battista Tiepolo】
[1696〜1770]イタリアの画家。ベネチア派。華やかな色彩による装飾的、幻想的な天井画・壁画を多く残した。
ドゥルーズ【Gilles Deleuze】
[1925〜1995]フランスの哲学者。ポスト構造主義の思想家。西欧の伝統的な哲学や近代的な知の階層的体系を批判し、より横断的・流動的なリゾームやノマドの概念を提示した。著「差異と反復」、ガタリ...
ナッタ【Giulio Natta】
[1903〜1979]イタリアの化学者。合成繊維ポリプロピレンの合成に成功したほか、合成ゴムの製法を発明した。1963年、ツィーグラーとともにノーベル化学賞受賞。
バザーリ【Giorgio Vasari】
[1511〜1574]イタリアの画家・建築家・文筆家。13世紀以降のイタリアの美術家とその作品を扱った「美術家列伝」を著した。
パスコリ【Giovanni Pascoli】
[1855〜1912]イタリアの詩人。自然の美などを描いた幻想的な叙情詩は、多くのイタリア現代詩人に影響を与えた。また、古代の神話や原始キリスト教の伝統にも深い関心を示した。作「御柳(ぎょりゅう...
パピーニ【Giovanni Papini】
[1881〜1956]イタリアの小説家・批評家。未来派運動に参加。初め無神論者であったが、のちカトリックに回心した。小説「行きづまった男」、評伝「キリスト伝」など。
パリーニ【Giuseppe Parini】
[1729〜1799]イタリアの詩人。「朝」「昼」「夕」「晩」からなる四部作の風刺詩「一日」で貴族の怠惰と腐敗を鋭く風刺し、啓蒙主義者の模範とされた。