カエサル【Gaius Julius Caesar】
[前100ころ〜前44]ローマの将軍・政治家。ポンペイウス・クラッススと第1回三頭政治を結成。ガリアを平定したのち独裁者となるが、共和派によって元老院内で暗殺された。文人としてもすぐれ、著に「ガ...
ガイウス【Gaius】
2世紀ごろのローマの法学者。その著「法学提要」は法学入門書として帝国内に長く普及。ユスティニアヌス帝の「法学提要」を通して、後世の法体系に大きな影響を与えた。生没年未詳。
ガルシア‐マルケス【Gabriel García Márquez】
[1928〜2014]コロンビアの小説家。1967年に発表した年代記風の長編「百年の孤独」で注目された。他に「族長の秋」「予告された殺人の記録」など。1982年、ノーベル文学賞受賞。
ダヌンツィオ【Gabriele D'Annunzio】
[1863〜1938]イタリアの詩人・小説家・劇作家。耽美派の代表者。官能性とモラルとの葛藤(かっとう)を英雄主義により克服しようとした。第一次大戦後、国家主義運動に参加。詩集「アルチヨーネ」、...
ディオクレチアヌス【Gaius Aurelius Valerius Diocletianus】
[245ころ〜313]ローマ皇帝。在位284〜305。ローマ帝国を東西に分け、二人の正帝と二人の副帝により治める四分統治制を始め、マクシミアヌスを西の正帝に、自らは東の正帝となった。キリスト教迫...
ドニゼッティ【Gaetano Donizetti】
[1797〜1848]イタリアの作曲家。明朗で洗練された作風で、19世紀前半のイタリア‐オペラを代表。作品に「ランメルムーアのルチア」など。
フォーレ【Gabriel-Urbain Fauré】
[1845〜1924]フランスの作曲家。歌曲・室内楽曲・ピアノ曲などを多く作曲。「レクイエム」など。
マルセル【Gabriel Marcel】
[1889〜1973]フランスの哲学者。無神論的実存主義であるサルトルに対し、キリスト教的実存主義を展開。著「存在と所有」「形而上学日記」などのほか、戯曲も多く書いた。
ミストラル【Gabriela Mistral】
[1889〜1957]チリの女流詩人・外交官。自殺した恋人への愛を、詩作の過程で人類愛にまで昇華。1945年ノーベル文学賞受賞。詩集「荒廃」「愛情」「開墾」など。
リップマン【Gabriel Lippmann】
[1845〜1921]フランスの物理学者。毛管電位計を発明。光の干渉を利用したカラー写真法に成功し、1908年ノーベル物理学賞を受賞。