カピッツァ【Pyotr Leonidovich Kapitsa】
[1894〜1984]ソ連の物理学者。英国に留学し、E=ラザフォードに師事。液体ヘリウムⅡの超流動を発見、ヘリウムや酸素の液化装置を開発し、極低温を研究した。1978年、ノーベル物理学賞受賞。
クロポトキン【Pyotr Alekseevich Kropotkin】
[1842〜1921]ロシアの政治思想家・地理学者。国家を廃した小組織の連合による社会を主張する無政府主義の理論家として著作・宣伝に努めた。著「パンの略取」「相互扶助論」「現代科学と無政府主義」など。
コズロフ【Pyotr Kuz'mich Kozlov】
[1863〜1935]ロシアの探検家。中央アジア各地を探検し、西夏の遺跡ハラホトなどの古墳・遺跡を発見。カズロフ。
ストルイピン【Pyotr Arkad'evich Stolïpin】
[1862〜1911]ロシアの政治家。1906年に内相、次いで首相となり、革命の危機に際しては、弾圧政策を行う一方、他方で自作農創出を目的に農村共同体(ミール)を解体する土地改革を行ったが、暗殺...
チャイコフスキー【Pyotr Il'ich Chaykovskiy】
[1840〜1893]ロシアの作曲家。国民楽派に対して、ロシアの西欧派を代表。西欧音楽のロマン派の技法をロシアの土壌の上に発展させた。作品に、ピアノ協奏曲、交響曲「悲愴」、バレエ音楽「白鳥の湖」...
チャーダーエフ【Pyotr Yakovlevich Chaadaev】
[1794〜1856]ロシアの思想家・哲学者。主著「哲学書簡」で農奴制とギリシャ正教を批判し、これらを廃して西欧化すべきことを主張。
ピタゴラス【Pythagoras】
[前570ころ〜前496ころ]古代ギリシャの哲学者・数学者・宗教家。教団を組織し、霊魂の不滅、輪廻(りんね)、死後の応報を信じ、魂を鎮める音楽と、永遠不変の真理を教える数学を重視。万物は数の関係...
ピュタゴラス【Pythagoras】
⇒ピタゴラス
ピュロン【Pyrrhōn】
[前360ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。懐疑派の祖。人間の生活理想は心を乱されない静けさ(アタラクシア)にあり、そのためにはあらゆる真偽善悪の判断を中止(エポケー)しなければならない...
ピョートル【Pyotr Alekseevich】
(1世)[1672〜1725]ロシア皇帝。在位1682〜1725。大帝と称される。西欧の文明・技術の摂取に努め、軍隊の整備、中央集権化、産業の育成などロシアの近代化を推進、ペテルブルグを建設した...