はたけやま‐しげただ【畠山重忠】
[1164〜1205]鎌倉初期の武将。武蔵の人。幼名、荘司次郎。源頼朝に仕えて源義仲追討、奥州征伐などに戦功が多い。のち北条義時と戦って戦死。
はたけやま‐まさなが【畠山政長】
[1442〜1493]室町中期の武将。幕府の管領(かんれい)。畠山持国の養子となったが、持国に実子義就(よしなり)が生まれたので追放された。のち、家督をめぐって義就と抗争を続け、応仁の乱の一因を...
はたけやま‐よしなり【畠山義就】
[?〜1490]室町中期の武将。畠山持国の子。持国の養子政長と家督相続をめぐって対立し、応仁の乱の発端をつくった。
はた‐さはちろう【秦佐八郎】
[1873〜1938]細菌学者。島根の生まれ。慶大教授。本姓、山根。伝染病研究所に入り北里柴三郎に師事。エールリヒとともに明治43年(1910)梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見。
はた‐つとむ【羽田孜】
[1935〜2017]政治家。東京の生まれ。選挙区は長野。父・武嗣郎(ぶしろう)の地盤を継いで昭和44年(1969)自民党から衆議院議員に当選。農水相などを歴任。平成5年(1993)小沢一郎らと...
はた‐の‐かわかつ【秦河勝】
古代の官人。山城の人。聖徳太子の舎人(とねり)で、蜂岡寺(のちの広隆寺)を創建したと伝える。生没年未詳。
はたの‐せいいち【波多野精一】
[1877〜1950]哲学者。長野の生まれ。早大・京大教授。ギリシャ哲学・キリスト教思想の原典研究と宗教哲学の体系化に尽くした。著「西洋哲学史要」「宗教哲学」「時と永遠」など。
はたやま‐ひろし【畑山博】
[1935〜2001]小説家・放送作家。東京の生まれ。放送作家をしながら創作を続け、「いつか汽笛を鳴らして」で芥川賞受賞。社会的弱者や被差別者の感情を描いた作品で注目される。他に「母を拭く夜」「...