あきもと‐ふじお【秋元不死男】
[1901〜1977]俳人。神奈川の生まれ。本名、不二雄。「氷海」を創刊、主宰。俳句「もの」説で反響を呼んだ。句集「街」「瘤」など。
オシアン【Ossian】
3世紀ごろのアイルランドの伝説的詩人。その作とされるものが英国の詩人マクファーソン[1736〜1796]により翻訳され、ヨーロッパ文壇に大きな反響を呼んだ。
シュペングラー【Oswald Spengler】
[1880〜1936]ドイツの哲学者。形態学的方法論を世界史に応用し、歴史上の諸文化の有機体的生成・没落を説いた。主著「西洋の没落」は、第一次大戦後の危機意識に符合し、大きな反響を呼んだ。
スタイケン【Edward Jean Steichen】
[1879〜1973]米国の写真家。ルクセンブルク生まれ。印象派的写真から出発し、第二次大戦後はファッション写真を多く手がけた。ニューヨーク近代美術館の写真部長となり、ヒューマニズムをテーマとし...
ストー【Harriet Elizabeth Stowe】
[1811〜1896]米国の女流小説家。通称、ストー夫人。当時の奴隷制度を批判した「アンクル=トムの小屋」は国内外で大きな反響を巻き起こし、南北戦争への気運を高めた。
メイエルホリド【Vsevolod Emil'evich Meyerkhol'd】
[1874〜1940]ソ連の演出家。初め俳優としてモスクワ芸術座に参加。十月革命後、メイエルホリド劇場を創立し、ビオメハニカの提唱、大胆な前衛的演出で反響を呼んだ。スターリン時代に弾圧を受け、銃...