カルテル/トラスト/コンツェルン/シンジケート の解説 - 小学館 類語例解辞典

カルテル/トラスト/コンツェルン/シンジケート の共通する意味

企業の独占形態。

国語辞書で調べる カルテル トラスト コンツェルン シンジケート

カルテル/トラスト/コンツェルン/シンジケート の使い分け

「カルテル」は、同一産業部門の企業間で、価格、生産量などを協定し、市場における競争を制限、排除し、利潤を確保しようとするもの。「企業連合」とも。
「トラスト」は、同一産業部門の諸企業が、資本的支配関係を通じて強固な独占体に統合されること。参加企業は、その商業上、生産上、法律上の独立性を失う。「企業合同」とも。
「コンツェルン」は、出資、株式参加などの金融的方法によって形成する独占的企業集団のこと。独占の最高形態で、各企業は実質的には中心となる巨大企業や銀行の支配、統制を受けている。わが国の旧財閥など。
「シンジケート」は、カルテルの発達したもので、市場の統制を一つの共同販売機関によって行うもの。また、大規模な犯罪組織をいうこともある。

カテゴリ

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カルテル/トラスト/コンツェルン/シンジケート の類語 - 日本語ワードネット

カルテル の類語

製品やサービスの製造販売をコントロールすることによって競争を制限するためにつくられる独立組織のコンソーシアム の意

トラスト の類語

製品やサービスの製造販売をコントロールすることによって競争を制限するためにつくられる独立組織のコンソーシアム の意

事態が順調に行くだろうという、確固とした見込みがある状態 の意

シンジケート の類語

組織化された犯罪活動担当のギャングのゆるい提携 の意

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