死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の解説 - 小学館 類語例解辞典

死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の共通する意味

人や動物の死んだ体。

英語表現 a dead body

国語辞書で調べる 死体 死骸 遺体 遺骸 死屍 亡骸 むくろ

死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の使い方

死体
▽行方不明の男性は山中で死体となって発見された ▽死体遺棄
死骸
▽猫の死骸 ▽虫の死骸
遺体
▽遭難者の遺体の収容は困難を極めた ▽遺体の損傷が激しい
遺骸
▽家族は終夜、遺骸から離れようとはしなかった ▽遺骸は荼毘(だび)に付された
死屍
▽死屍に鞭(むち)打つ(=死者の生前の言行を非難攻撃する) ▽死屍累々(るいるい)
亡骸
▽若者はなきがらとなって無言の帰宅をした ▽なきがらはお棺に納められた
(しかばね)
▽しかばねに鞭(むち)打つ(=死者の生前の言行を責める) ▽生けるしかばね(=何もできず、何もせずに、ただ生きているだけの人)
(かばね)
▽山野にかばねをさらす ▽かばねの恥
むくろ
▽洞穴の中にはいくつかのむくろがあった

死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の使い分け

日常的には、「死体」「遺体」「亡骸」「死骸」が多く使われ、前者三語は人間に関して、また「死骸」は、多く獣、昆虫、鳥類に関して使われる。
「遺体」は、死んだ体を敬い丁寧にいう。「死体」が、死に対しての事実のみで客観的な表現となるのにくらべ、「遺体」は死に対する死者、近親者などへの哀悼の意をこめた主観的な表現となる。
「遺骸」は、文章語。あるいは、非常に改まった場合に使う。
「死屍」「屍(しかばね)」「屍(かばね)」「むくろ」は、文章中で、あるいは慣用句的に使われることが多く、日常一般ではあまり使われない。

死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の反対語

▼死体(したい)⇔生体(せいたい)

カテゴリ

#一生#死

死体/死骸/遺体/遺骸/死屍/亡骸/屍/屍/むくろ の類語 - 日本語ワードネット

死体 の類語

死んだ動物あるいは人の体から成る自然物 の意

人間の死体 の意

死骸 の類語

死んだ動物あるいは人の体から成る自然物 の意

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死んだ動物あるいは人の体から成る自然物 の意

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