ほか/他 の解説 - 小学館 類語例解辞典

ほか/他 の共通する意味

特定の事物などと別であること。また、別の事物。

英語表現 other different《形》

国語辞書で調べる ほか

ほか/他 の使い方

ほか
▽ほかにもっと適当な人がいる ▽それはほかの人に真似(まね)できないことだ ▽これについてほかとの違いを列挙せよ ▽ほかではもっと安売りしている
▽他に例を見ない凶悪犯罪だ ▽この性能の良さは他の追随を許さない ▽居を他に移す

ほか/他 の使い分け

「ほか」は、ある事柄とは別のものをいう。場所、方角、人、物、事柄、時間など広く用いられる。また、「思い」「思案」などを伴って、「これは思いのほか難しい」「恋は思案のほか」のように、程度や事柄がある基準の外にあることを表わす。「外」「他」とも書く。
「他」は、「この機種は他に比して消費電力が少ない」「他を淘汰(とうた)する」のように、「ほか」よりも広く用いられる。また、「ほか」よりも硬い言い方。
「他」は、「自分を責めて他を責めない」「全く他を顧みない暴虐ぶりだ」のように、自分以外の人の意がある。

ほか/他 の関連語

よそ
別の所。「余所」「他所」「外」とも書く。「これはよそでは見られない珍しいものだ」「よそから移って来た人」「よそを向いて知らんふりをする」◇関係や関心がないことの意でも用いる。「周囲の心配をよそに遊び回る」「国家存亡の危機をよそにパーティーに明け暮れる」

カテゴリ

#物の動き#類似

ほか/他 の類語 - 日本語ワードネット

の類語

別の場所にある、別の場所へ の意

  • どこかよそに

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