更に/もっと/ますます/一層 の解説 - 小学館 類語例解辞典

更に/もっと/ますます/一層 の共通する意味

以前の状態より程度が増すことを表わす語。

英語表現 moreover

国語辞書で調べる 更に もっと ますます 一層

更に/もっと/ますます/一層 の使い方

更に 【副】
▽風が更に強くなった ▽更に発展することを期待する
もっと 【副】
▽もっと大きいのがほしい ▽もっと頑張っておけばよかった
ますます 【副】
▽飲酒運転のうえに無免許ときているからますますいけない ▽老いてますます盛んだ
一層 【副】
▽化粧をすると一層美しく見える ▽一層の努力を望む

更に/もっと/ますます/一層 の使い分け

「更に」は、ある段階から次の段階へと程度が進むことを表わす。また、「反省する気はさらにない」のように、否定を伴って、少しもの意味を強める使い方がある。
「もっと」は、同質のものの程度が高まることを表わす。
「更に進む」は、ある段階に達し、その次の段階へ進むこと。「もっと進む」は、進む量が増えるにすぎない。
「ますます」は、プラス・マイナスの程度が高まることを表わす。価値判断の入っていない文では使えない。
「一層」は、程度が前よりも一段進むさまを表わす。

更に/もっと/ますます/一層 の関連語

いよいよ 【副】
前よりもなおいっそう。ますます。期待(予想)どおりになるという気持ちが含まれる。「いよいよ面白くなってきた」「病状がいよいよ悪くなってきた」
より 【副】
もっと。いっそう。「よりよい社会をめざす」
も少し 【副】
さらに少し。もうちょっと。程度の高まる度合いが少ない場合に用いる。「も少し考えればよかった」「も少し右へ」
ずっと 【副】
はるかに。比較して隔たりや差があるさま。「ずっと前」◇「昨日はずっと家にいた」「ここからあそこまでずっと私の土地だ」のように、時間的、場所的に長く連続しているさまも表わす。

更に/もっと/ますます/一層 の類語対比表

事態は…悪くなった話を聞いて、行くのが…いやになった…働け…二名追加する
更に
もっと
ますます
一層

参照

いよいよ⇒いよいよ

カテゴリ

#物の動き#増減・消失

更に/もっと/ますます/一層 の類語 - 日本語ワードネット

更に の類語

加えて の意

より大きな程度までに、またはより進んだ段階までに の意

さらに、またはさらにもっと の意

追加として、追加において; さらに の意

最もわずかな程度で、または、どんな点でも の意

もっと の類語

加えて の意

より大きな程度までに、またはより進んだ段階までに の意

さらに、またはさらにもっと の意

いくつかの形容詞と副詞の比較級を形成するために、使用される の意

『much(多くの)』の比較級; より大きな程度または範囲に の意

ますます の類語

量または強さが進歩すること の意

一層 の類語

いくつかの形容詞と副詞の比較級を形成するために、使用される の意

『much(多くの)』の比較級; より大きな程度または範囲に の意

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