どんより/昏昏/陰陰/濛濛/蒼然 の解説 - 小学館 類語例解辞典

どんより/昏昏/陰陰/濛濛/蒼然 の共通する意味

暗いさま。

英語表現 dull

国語辞書で調べる どんより 昏昏 陰陰 濛濛 蒼然

どんより/昏昏/陰陰/濛濛/蒼然 の使い方

どんよりする 【副】
▽どんよりとした空
昏昏 【形動(たる・と)
▽昏々たる森の中を行く
陰陰 【形動(たる・と)
▽陰々たる境内 ▽あたりは陰々としていた ▽陰々滅々
濛濛 【形動(たる・と)
▽一面に濛々とたちこめる煙 ▽砂塵(さじん)濛々
蒼然 【形動(たる・と)
▽暮色蒼然

どんより/昏昏/陰陰/濛濛/蒼然 の使い分け

「どんより」は、空が曇って薄暗いさま。また、「どんよりとした目」のように、色あいが濁って見えるさまにもいう。
「昏昏」は、暗いさまをいう文章語。
「陰陰」は、くもったさま、物寂しく陰気なさま、あたりが薄暗いさまなどをいう。文章語。
「濛濛」は、霧、ほこり、煙、小雨などがたちこめてあたりが薄暗いさま。
「蒼然」は、夕暮れの薄暗いさま。文章語。

どんより/昏昏/陰陰/濛濛/蒼然 の関連語

模糊 【形動(たる・と)】
ぼんやりしていること。「曖昧(あいまい)模糊」

参照

昏昏⇒ぐっすり/ぐうぐう/昏昏 蒼然⇒青い

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#自然#天気・天候