但し/なお の解説 - 小学館 類語例解辞典

但し/なお の共通する意味

前に述べた事柄について補足的な説明をつけ加えるときに用いる語。

英語表現 but

国語辞書で調べる 但し なお

但し/なお の使い方

但し 【接続】
▽大人千円、小人五百円。但し、六歳未満は無料 ▽私も投資しよう。但し、条件がある
なお 【接続】
▽希望者は葉書で申し込んでください。なお、定員になり次第締め切ります ▽本日は御来店誠にありがとうございました。なお、お帰りの際にはお忘れ物のないよう、お気をつけください

但し/なお の使い分け

いずれも、一方的な通告の形で用いられることが多い。
「但し」は、前に述べた事柄について、条件や制限、例外をつけ加える場合に用いる。
「なお」は、前に述べた事柄に、さらにつけ加える場合に用いる。したがって、「但し」とは異なり、前文と直接関係がないことでもつけ加えて述べることができる。「猶」「尚」と書くこともある。

参照

なお⇒まだ/いまだに

カテゴリ

#文化#発言

但し/なお の類語 - 日本語ワードネット

なお の類語

より大きく、またはより広く の意

より大きな程度までに、またはより進んだ段階までに の意

さらに、またはさらにもっと の意

行動または状態に関して; 変化、中断または停止なしで の意

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