夜叉/阿修羅/羅刹 の解説 - 小学館 類語例解辞典

夜叉/阿修羅/羅刹 の共通する意味

恐ろしい鬼。たたりなどをする鬼。

英語表現 a demon

国語辞書で調べる 夜叉 阿修羅 羅刹

夜叉/阿修羅/羅刹 の使い方

夜叉
▽夜叉のごとき表情
阿修羅
▽阿修羅のごとく戦う
羅刹
▽悪鬼羅刹

夜叉/阿修羅/羅刹 の使い分け

三語とも仏教語で、梵(ぼん)語の音訳。
「夜叉」は、インド古代の鬼神の一。醜怪、猛悪で威力があり、人から精気を奪う。
「阿修羅」も、インド古代の鬼神の一。戦闘を好み、神々と闘争しているという。すさまじい形相や、激しく戦うさまのたとえにも使われる。
「羅刹」は、足が速く、また、人をたぶらかし人を食うという悪鬼。
「夜叉」「阿修羅」「羅刹」ともに、のちに仏教の守護神となった。

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