居残る(いのこる) の類語・言い換え
ブックマークへ登録残る/居残る/とどまる の使い方
残る/居残る/とどまる の使い分け
- 1
- 「残る」は、「菓子が一つ残る」「疲れが翌日まで残る」「歴史に名が残る」など、人以外に関してもさまざまに使われるが、「居残る」「とどまる」は、人に限って用いられる。
- 2
- 「残る」よりも「居残る」の方が、作為的な感じの意味合いが強く、あまりよい意味に使われないことの方が多い。特に、名詞「居残り」は、その傾向が強い。「罰として全員に居残りを命じる」
- 3
- 「居残る」は、「昨日も十一時近くまで居残っていた」のように、残業する意で用いられることもある。
- 4
- 「とどまる」は、動かないで、その場所(地位)にいる意。「現地にしばらくとどまる」「十年も首相の座にとどまっていた」のように、「残る」が、他の人が去ってしまっても、その場所(地位)にいるのに対して、「とどまる」は、他の人の状態には関係なく、本人がその場所(地位)に変化なくいる意。「留まる」「止まる」とも書く。
残る/居残る/とどまる の関連語
- とどめる 【マ下一】
- 先に進めないようにする。また、後に残す。「留める」「止める」とも書く。「足をとどめる」「原形をとどめる」「歴史に名をとどめる」
残る/居残る/とどまる の類語対比表
ひとり…て仕事をする | 村に…て農業をする | 現職に… | 消去法で…た人々 | |
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残る | -っ○ | -っ○ | ○ | -っ○ |
居残る | -っ○ | -っ△ | - | -っ- |
とどまる | -っ△ | -っ○ | ○ | -っ- |
カテゴリ
#物の動き#存続