生い立ち/育ち の解説 - 小学館 類語例解辞典

生い立ち/育ち の共通する意味

どのような環境で、どのように育ち、育てられたか、という成長の過程。

国語辞書で調べる 生い立ち 育ち

生い立ち/育ち の使い方

生い立ち
▽犯人の生い立ちを調べる ▽不幸な生い立ちにもめげず、たくましく成長した
育ち
▽育ちのいい人 ▽育ちが育ちだからいくら気取ってみてもだめだ

生い立ち/育ち の使い分け

「生い立ち」は、誕生から大きくなるまでの個人の歴史をいう。[英]one's personal history
「育ち」は、人間関係、教育、雰囲気、経済状態などの成長環境の作用の結果として、成長の仕方を表わす言い方。成長した人間を見て、「育ちがいい」「育ちがわかる」などというのはそのためで、成長の過程そのものを表わす「生い立ち」には、このような言い方はない。[英]upbringing
「生い立ち」は、「村の生い立ち」「言葉の生い立ち」のように、人間以外のものの歴史、成長などについてもいう。

カテゴリ

#一生#境遇

生い立ち/育ち の類語 - 日本語ワードネット

生い立ち の類語

人の生まれつきの社会的境遇:以前の経験や訓練 の意

だんだん始まることや現れること の意

育ち の類語

人を社会に受け入れられる一員として育てること の意

子供時代のよいしつけの成果(特に社会の中での振る舞い方に対する知識) の意

だんだん始まることや現れること の意

個々の生物が有機的に成長する過程; 純粋に生物学的に展開する出来事で、生物が単純なものからより複雑なレベルへ徐々に変化することに関連する の意

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