のぞく/垣間見る/盗み見る の解説 - 小学館 類語例解辞典

のぞく/垣間見る/盗み見る の共通する意味

ひそかにそっと見る。また、少しだけ見る。

英語表現 to peep

国語辞書で調べる のぞく 垣間見る 盗み見る

のぞく/垣間見る/盗み見る の使い方

のぞく 【カ五】
▽軒下のつばめの巣をのぞく ▽関係書類をひと通りのぞいてみた
垣間見る 【マ上一】
▽塀ごしに犯人の姿を垣間見た ▽図書館で垣間見た美しい人
盗み見る 【マ上一】
▽隣の子を横目で盗み見る ▽先生の顔を盗み見る

のぞく/垣間見る/盗み見る の使い分け

「のぞく」は、元来、すきまや小さな穴を通して向こう側を見る意。身を乗り出して低い所を見おろす意や、ざっと見る意でも用いられる。また、他人の秘密をこっそり見る意もある。「覗く」「覘く」「窺く」とも書く。また、自動詞として、「雲間から月がのぞく」のように、少しだけ出る意でも用いられる。
「垣間見る」は、垣の間から見るように、すきまからちらっと見る意。たやすく見られないものをちらっと見る意もある。
「盗み見る」は、他人に知られないようにこっそり見る意。

のぞく/垣間見る/盗み見る の関連語

のぞき込む 【マ五】
体を乗り出したり、首をのばしたり、顔を近づけたりして中のものを見る。「井戸の中をのぞき込む」「子供の顔をのぞき込む」

のぞく/垣間見る/盗み見る の類語対比表

相手の表情を…帰りがけに本屋を…彼の性格を…た気がした私生活を…かぎ穴を…
のぞく-い-
垣間見る-み○
盗み見る-み-

カテゴリ

#人間の動作#目の働き