尊敬語/謙譲語/丁寧語 の解説 - 小学館 類語例解辞典

尊敬語/謙譲語/丁寧語 の共通する意味

敬語の種類。

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尊敬語/謙譲語/丁寧語 の使い分け

「尊敬語」は、聞き手や話題の主、また、その動作、状態、所有物などを高めることによって、話し手の敬意を表わす。「いらっしゃる」「召し上がる」「御覧になる」など。[英]an honorific word
「謙譲語」は、話し手自身が自分を卑下して表現することによって、相対的に聞き手や話題の主を高め、それによって話し手の敬意を表わす。「いただく」「いたす」「まいる」「拝見する」など。[英]a modest word
「丁寧語」は、聞き手や読み手を考慮し、事物を美化したり、丁寧に叙述するために用いる。「お花」「ご飯」「です」「ます」など。[英]a polite word
「尊敬語」が目下の動作について用いられる場合は、話し手が自分の品位を保つために使用するものであって、敬意を表わしているわけではない。子供に「早く手を洗っていらっしゃい」など。

尊敬語/謙譲語/丁寧語 の関連語

尊大語
話し手自身が自分の動作・状態を偉ぶって高めて言う語。「おれさま」「くれてやる」「教えてつかわす」など。

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