氷塊/氷河/氷山/氷柱/つらら の解説 - 小学館 類語例解辞典

氷塊/氷河/氷山/氷柱/つらら の共通する意味

氷のかたまり。

英語表現 a lump of ice

国語辞書で調べる 氷塊 氷河 氷山 氷柱 つらら

氷塊/氷河/氷山/氷柱/つらら の使い方

氷塊
▽氷塊が溶けて小さくなる
氷河
▽シベリアの氷河に立つ ▽氷河期
氷山
▽巨大な氷山 ▽氷山の一角(=氷山の海面上に見える部分は全体のほんの一部分にすぎないところから、好ましくない物事の大部分が隠されていて外に現れているのはごく一部分であることのたとえ)
氷柱
▽パーティー会場には大きな氷柱が立てられていた
つらら
▽軒先につららが下がる

氷塊/氷河/氷山/氷柱/つらら の使い分け

「氷塊」は、小さなものから大きなものまでいうが、日常の話し言葉では「氷」を使い、「氷塊」はあまり用いない。
「氷河」は、高山や高緯度の地方などで、万年雪がその重量によって圧縮されて生じた氷のかたまりで、低地に向かって徐々に流れ下るもの。
「氷山」は、氷河の末端が海中に入り、破壊されて、海上を浮遊するもの。
「氷柱」「つらら」は、家の軒などからしたたり落ちる水が凍って長く垂れ下がったもの。「氷柱」は、文章語。また、「つらら」は「氷柱」と当てることもある。また、「氷柱」は、夏に冷房のために室内に立てられる氷の柱もいう。

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#自然#水利・水