どれ程/いか程/幾ら/いくばく の解説 - 小学館 類語例解辞典

どれ程/いか程/幾ら/いくばく の共通する意味

数量、程度がどのくらいかわからないこと。

英語表現 how much

国語辞書で調べる どれ程 いか程 幾ら いくばく

どれ程/いか程/幾ら/いくばく の使い方

どれ程
▽どれほど飲んだのか ▽どれほどかわからない
いか程
▽お代はいかほどでしょう
幾ら
▽この本はいくらですか ▽時間はいくらも残っていない
いくばく 【副】
▽いくばくかの金 ▽いくばくもなく(=まもなく)

どれ程/いか程/幾ら/いくばく の使い分け

「どれ程」は、日常語として広く使う。「どれほどくやしかったろう」のように、程度が甚だしい意味でも使う。
「いか程」は、丁寧な言い方。多くは、金額、数量に関してどれくらいかを聞くときに使う。それ以外の場合では古めかしい言い方になり、また、「いかほど悩んだことか」のように、どんなにたくさん、の意味になる。
「いくら」は、「いくらでも食べられる」「金はいくらも残っていない」のように、分量が多い場合にも少ない場合にも使われる。
「いくばく」は、やや硬い表現。また、「余命いくばくもない」のように「…ない」などの打消表現を伴うと、わずかの意味になる。「幾何」「幾許」などと書く。

どれ程/いか程/幾ら/いくばく の関連語

いかばかり 【副】
どれくらい。また、どんなにたくさん、の意味。「如何許り」とも書く。「いかばかりのお悲しみかと存じます」

カテゴリ

#事柄・性質#数量