空漠/漠漠/だだっ広い の解説 - 小学館 類語例解辞典

空漠/漠漠/だだっ広い の共通する意味

むやみに広いさま。

英語表現 unduly wide

国語辞書で調べる 空漠 漠漠 だだっ広い

空漠/漠漠/だだっ広い の使い方

空漠 【形動(たる・と)
▽空漠とした荒野
漠漠 【形動(たる・と)
▽漠々たる荒地
だだっ広い 【形】
▽家具も何もないだだっ広い部屋

空漠/漠漠/だだっ広い の使い分け

「空漠」「漠漠」は、硬い文章語で、「だだっ広い」は、くだけた日常語。「だだっ広い」は、具体的な空間についてだけ使い、むやみやたらと広い意。
「空漠」は、「空漠とした議論が延々と続いた」のように、内容がなく、つかみどころがない意でも使う。
「漠漠」は、「漠々とした不安に襲われる」のように、ぼんやりとして、とりとめがない意でも使う。

空漠/漠漠/だだっ広い の関連語

蒼茫 【形動(たる・と)】
見わたすかぎり青々として広いさま。文章語。「蒼茫たる大洋に浮かぶ船」

カテゴリ

#事柄・性質#外に現れた性質