仕方/方法/手段 の解説 - 小学館 類語例解辞典

仕方/方法/手段 の共通する意味

目的を達成するための行動の内容を表わす語。

英語表現 a way a means

国語辞書で調べる 仕方 方法 手段

仕方/方法/手段 の使い方

仕方
▽勉強の仕方が悪い ▽あいさつの仕方が悪い ▽仕方がない、あきらめよう
方法
▽うまくおさめる方法 ▽発声の方法 ▽方法論
手段
▽有効な手段を講じる ▽非常手段

仕方/方法/手段 の使い分け

「仕方」は、目的を達成するために行う行動の内容をさすのに対して、「手段」は、この行動に必要なものを具体的にさす。「方法」には、両方の意がある。
「通勤の□」という文でくらべると、「通勤の仕方」は、家を出てから会社に行くまでのすべての行動が含まれるが、「通勤の手段」では、「手段」には行動のための道具の意しかないため、電車とかバスとかの交通機関をさすことになる。
「方法」が、「仕方」と同じ意で用いられた場合には、「仕方」よりもきちんと理屈の通った方式という意が強く出る。

仕方/方法/手段 の関連語

やり方
「仕方」の意のややくだけた言い方。「やり方がわからない」「正しいやり方」
仕様
多く打消の形で、よい手段、方法がない意を表わす。「他に仕様がない」「おわびの仕様もございません」
致し方
「仕方」の丁寧で、硬い言い方。「致し方ありません、そうしましょう」
手口・やり口
犯罪・悪事などよくないことに対して用いられることが多い。「あくどい手口」「極悪非道のやり口」
以前に用いられたことのあるやり方。ややくだけた言い方。「その伝で頼む」
メソッド
体系化されたやり方。「新しく確立されたメソッド」
方途
「方法」の意の文章語。「和解の方途をさぐる」
機軸
多く、「新機軸」の形で、方法、工夫の意を表わす。「新機軸を打ち出す」
定石
きまったやり方。「経営の定石」
てだて
「方法」とほぼ同じ意味で用いられる。「てだてがない」
方式
ある一定の形式、または、やり方。「新しい方式を採用する」「トーナメント方式」
「手段」の意の文章語。「なす術がない」
方便
便宜的なやり方。「嘘(うそ)も方便」
術計
目的を達成するための方法や手立てをいろいろと考えること。また、そうして考えられた方法や手立て。文章語。「敵の術計に陥ってしまった」

仕方/方法/手段 の類語対比表

通勤の…を再考する話の…会社へ行く…連絡の…がない
仕方
方法
手段

カテゴリ

#事柄・性質#方法・手段

仕方/方法/手段 の類語 - 日本語ワードネット

仕方 の類語

いかにして、ある結果が得られたり、ある目的が達成されたりするかということ の意

考えや感情を強調したり、表現の助けとなる、手や体の動き の意

何かを操作する、または、所定の状況に対処するための手順 の意

行動に関する相当語句 の意

行動や振る舞いの仕方 の意

何かがされる方法またはそれが起こる方法 の意

何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意

かなりの資本(富または収入) の意

方法 の類語

いかにして、ある結果が得られたり、ある目的が達成されたりするかということ の意

何かを操作する、または、所定の状況に対処するための手順 の意

何かがされる方法またはそれが起こる方法 の意

何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意

特定の仕事に応用する、実践的な方法または技巧 の意

確率変数の最も頻度の高い値 の意

1オクターブ内の様々な全音階の音の様々な決まった順番の総称 の意

株式に分割された何かの部分 の意

手段 の類語

いかにして、ある結果が得られたり、ある目的が達成されたりするかということ の意

それによって何かが達成される手段 の意

何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意

情報を蓄積する、または伝達するための方法または手段 の意

政府のとるべき行動を理論化する議論 の意

かなりの資本(富または収入) の意

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