- [共通する意味]
★金銭や物を、何のためにどのように使うかということ。
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- [英]
- [使い方]
- 〔使い先〕
▽使い先がわかっていない金が多すぎる
▽経費の使い先を詳細に記す
- 〔使途〕
▽使途のはっきりしない金
▽使途不明金
- 〔使い道〕
▽賞金の使い道はこれから考えます
▽あいつは何の使い道もないやつだ
- 〔使い方〕
▽シートベルトの正しい使い方
▽この工具は使い方がわからない
- 〔用途〕
▽用途の広い素材
▽他に用途がない
- [使い分け]
- 【1】五語のうち、「使い先」「使途」は、一般に対象を金銭に限定して、その使用目的をいうが、「使い道」「使い方」「用途」は、金銭以外にも、言語、人、動物、植物、機械、道具など、さまざまな事物を対象として、それをどう使用するかをいう。
- 【2】「使い先」「使途」は、金銭の確定した使用目的を表わす。したがって「使い先を記録しておく」「使途を記録しておく」とはいえるが、「使い先を考える」「使途を考える」のような使用目的が確定していない場合にはいいづらい。
- 【3】「使い道」は、最終的にどう使用されるのかを主に表わすが、「使い方」は、使用の方法、途中経過から最終目的まで全般についていう。
- 【4】「用途」は、事物を使用することになった目的を中心に表わす。文章などで使われることが多い。
- [関連語]
- ◆(用) その事物を使用すれば役に立つということ。「用に供する」「さびて包丁の用をなさない」「用に立つ」
- [参照]
- [対比表]
| 募金の…を明らかにする | …の広い木 | そんながらくたは…がない | 敬語の…はむずかしい |
使い先 | ○ | - | - | - |
使途 | ○ | - | - | - |
使い道 | ○ | ○ | ○ | - |
使い方 | ○ | - | - | ○ |
用途 | ○ | ○ | - | - |
- [分類コード]
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出典:日本語ワードネット
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