偶然/たまたま の解説 - 小学館 類語例解辞典

偶然/たまたま の共通する意味

意図していなかったのに、そうなったこと。思いがけずに起こった事柄について、その起こり方をいう。

英語表現 by chance

国語辞書で調べる 偶然 たまたま

偶然/たまたま の使い方

偶然 【名・形動】
▽彼との出会いは、ほんの偶然からだった ▽偶然の出来事
たまたま 【副】
▽たまたま彼とは顔見知りだった

偶然/たまたま の使い分け

「偶然」は、あることと他のことが思いがけなくぶつかること。「偶然が働く」「偶然に導かれて」など、運命をあやつる思いがけなさという意味でも用いる。
「たまたま」は、ちょうど自分の側の状態がそうであったのでという意味にも用いる。単に思いがけなくの意味が強いときもあるが、「偶然」のように、両者の意図に関係なく二つのことが重なるという意味は薄い。したがって、個人的なできごと、あるいは個人が当事者に近づき、思い入れのあるような場合のできごとに用いることが多い。

偶然/たまたま の関連語

ひょっこり 【副】
思いがけなくその状況になるさま。「話が大方すんだころになってひょっこり現れた」
たまさか 【副】
思いがけないさま。また、まれであるさま。「たまさかの逢瀬(おうせ)」「たまさか出会った友人」

偶然/たまたま の類語対比表

…出会った人…その日は暇だった…のように見える事故…好きなことだったので承知した
偶然
たまたま

カテゴリ

#事柄・性質#時・時間

偶然/たまたま の類語 - 日本語ワードネット

偶然 の類語

事前計画なしで の意

故意でなく; 意図的でない方法で の意

マイナーであるか従属の自然の の意

偶然に の意

可能性を通して の意

原因がない、または明白な原因がないさま の意

本当に偶然だったが、準備されていたかもしれない出来事 の意

たまたま の類語

めったにない の意

事前計画なしで の意

故意でなく; 意図的でない方法で の意

マイナーであるか従属の自然の の意

偶然に の意

可能性を通して の意

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