そして/それから/次いで の解説 - 小学館 類語例解辞典

そして/それから/次いで の共通する意味

ある事柄に続いてもう一つの事柄が起こるときに用いる語。

英語表現 and

国語辞書で調べる そして それから 次いで

そして/それから/次いで の使い方

そして 【接続】
▽昼は泳ぎ、そして夕方は散歩した ▽年末は久しぶりに故郷に帰った。そして、たくさんの旧友に会った
それから 【接続】
▽家に帰るとまず風呂(ふろ)に入り、それから夕食を食べる
次いで 【接続】
▽校長の挨拶(あいさつ)、次いで来賓の祝辞があった

そして/それから/次いで の使い分け

「そして」が結び付ける二つの事柄には、因果関係などの関連がある場合が多い。また、「両親、妻、そして子供たちが私のなによりの心の支えだった」のように、事柄を並列し強調して述べる場合にも用いる。
「それから」は、後の文の内容が時間的にその後に続くことを示す。また、「ビールに日本酒、それからワインもあった」のように、思い出して後から追け加えていく用法もある。
「次いで」は、あらかじめ決まっている時間や序列の順序にきちんと従って物事が起こる場合に用いる。
「そして」は、「そうして」の変化した語。また、「次いで」は、「次ぎて」の変化した語で、やや書き言葉的。

そして/それから/次いで の関連語

して 【接続】
多く、話し言葉として用いられるが、古い感じのする語。「して、君の名前は何?」

カテゴリ

#事柄・性質#今昔

そして/それから/次いで の類語 - 日本語ワードネット

それから の類語

その後、または、間もなく の意

  • 続いて
  • その次に

日本語ワードネット1.1 (c) 2009-2011 NICT, 2012-2015 Francis Bond and
2016-2022 Francis Bond, Takayuki Kuribayashi