全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の解説 - 小学館 類語例解辞典

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の共通する意味

否定表現で用いられ、強く打ち消すことを表わす語。

英語表現 not at all not a bit

国語辞書で調べる 全く 全然 さっぱり まるきり まるで 少しも 一向に

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の使い方

全く 【副】
▽彼の行方は全くわからない ▽その小説は全く好きになれない
全然 【副】
▽その話は全然聞いたことがない ▽彼女からは全然連絡がない
さっぱり 【副】
▽ゆうべのことはさっぱり覚えていない ▽いくら待っても客がさっぱり現れない
まるきり 【副】
▽ぼくは英語はまるきりわからない ▽あれ以来酒はまるきり飲んでいない
まるで 【副】
▽酒はまるで飲めない ▽まるでお話にならない
少しも 【副】
▽そんなことをされても少しも困らない ▽いくらやっても少しもうまくならない
一向に 【副】
▽このドアは一向に開こうとしない ▽一向に存じません

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の使い分け

「全く」「全然」は、打ち消しを強調する意味で広く用いられる。「全然」と「全く」では、「全然」の方がくだけた表現。また、「全く」は、「全くおもしろい」など肯定文でも使えるが、「全然」は、ふつう否定形と呼応して使う。しかし、「全然いい」のように、肯定的な意味で使うこともある。
「さっぱり」は、完全にあとかたもなくという意味。期待どおりにならないという意味でも用いられる。
「まるきり」「まるで」は、百パーセント不可能であることを表わす。人間の意図を感じさせる表現なので、自然現象などについては、ふつうは用いられない。
「少しも」「一向に」は、変化しない様子を表わす。そこから、事態が進展したり進行したりする文脈でよく用いられる。
「一向に」は、書き言葉的なので、改まった挨拶(あいさつ)や公的発言によく用いられる。

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の関連語

からきし 【副】
能力がないことを表わすくだけた言い方。人間の性質について用いられることが多い。「ぼくは横文字はからきしだめだ」
ちっとも 【副】
「少しも」の意のくだけた言い方。ただし、「ちっとも」の方が、「少しも」よりも否定の意味合いが強いことが多い。「ちっとも面白くない」
皆目 【副】
「全く(わからない)」の意を表わす。人間の理解行為について用いる。「皆目見当がつかない」
一切 【副】
「決して(…ない)」の意を表わす。人間の意思的行為について用いる。「今後一切いたしません」
まるっきり 【副】
「まるきり」を強めた言い方。くだけた言い方になる。「まるっきりおもしろくない」「今日の話はまるっきりわからなかった」◇他に、「まるっきり幼い」など、やや軽蔑(けいべつ)の意味をこめて、その状態を強めていうときにも使う。
何ら 【副】
なにほどの。なにも。文章語として用いる。「何らのききめもない」「何ら楽しくない」

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の類語対比表

話が…わからない春になっても…暖かくならない彼のジョークは…おかしくない失敗ばかりで…だめだった
全く
全然
さっぱり
まるきり
まるで
少しも
一向に

全く/全然/さっぱり/まるきり/まるで/少しも/一向に の類語 - 日本語ワードネット

全く の類語

完全な程度、一杯になるまで、または全範囲 の意

完全にそして資格なしで の意

最も大きな範囲で; 全面的に の意

異常に目立つ、または、例外的な、または、驚くべき種の(否定的には使用されない) の意

実際に、本当に、あるいは、極端に の意

真実、事実または現実に従って の意

実は(しばしば強調につながる) の意

徹底的に の意

完全で絶対に の意

全くに の意

するために完成する; 必要なものすべてで の意

極めて の意

  • 本当に
  • 絶対に

正しくそのようであるさま の意

全然 の類語

完全な程度、一杯になるまで、または全範囲 の意

完全にそして資格なしで の意

全くに の意

直径の反対の終わりからのように の意

  • 正反対に

まるきり の類語

完全な程度、一杯になるまで、または全範囲 の意

完全にそして資格なしで の意

するために完成する; 必要なものすべてで の意

まるで の類語

完全な程度、一杯になるまで、または全範囲 の意

最も大きな範囲で; 全面的に の意

異常に目立つ、または、例外的な、または、驚くべき種の(否定的には使用されない) の意

少しも の類語

少しの程度または意味でもない; 少しもない の意

最もわずかな程度で、または、どんな点でも の意

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