まして の類語・言い換え
ブックマークへ登録まして/なおさら の使い方
まして/なおさら の使い分け
- 1
- 「まして」は、その前にあげられた場合でもこういう状態であるから、他の(後にあげられる)場合は、いうまでもなくその状態がより強く現れるということを表わす。
- 2
- 「なおさら」は、後にあげられた場合のほうが、前の場合より程度がはなはだしいことを表わす。「猶更」「尚更」とも書く。
- 3
- 「まして」は、極端な場合との比較で、当該の場合の程度のはなはだしさを述べるのに対して、「なおさら」は、程度が高まったことだけを述べるので、「表紙がよければなおさらすばらしかったのに」などのように、二つの例を必ずしも示さなくてもよい。
まして/なおさら の関連語
- いわんや 【副】
- 「まして」の意の文章語。多く、漢文訓読文に用いられる。「況んや」とも書く。「他人でさえ涙が出るほどうれしいのだ。いわんや当人においてをや」
カテゴリ
#事柄・性質#程度
新着ワード