さすがに/なるほど の解説 - 小学館 類語例解辞典

さすがに/なるほど の共通する意味

ある事柄に対して持っていた評価、判断を改めて確認するさま。

英語表現 as may be expected

国語辞書で調べる さすがに なるほど

さすがに/なるほど の使い方

さすがに 【副】
▽世話になった先輩の頼みではさすがに断れない ▽さすがに日本一の富士は美しい
なるほど 【副】
▽なるほど彼の言うとおり、この店は安い ▽なるほど、その説明で納得できました

さすがに/なるほど の使い分け

「さすがに」は、それまでの状況の当然の結果、現状を認めざるを得ない、の意を持つ。「さすがに」のほかに、「さすがは…だ」「さすがの…も」の形でも用いられる。「さすがは…だ」というときは、やはり予想どおりの意で、「さすがの…も」というときは、「さすがの彼も寄る年波には勝てない」のように、予想どおりに行かず現状を認めざるを得ないことを意味する。「流石に」と当てることもある。
「なるほど」は、ある事柄を体験して、以前から聞いたりして知っていたことを肯定的に再確認をするとき、または、相手・対象が道理にかなっていると納得するときに用いる。「成程」とも書く。

さすがに/なるほど の類語対比表

高いだけのことはあって…うまいプロは…上手だひどい言葉に温和な彼も…怒った…彼女は背が高い
さすがに
なるほど

カテゴリ

#事柄・性質#程度