から/ので の解説 - 小学館 類語例解辞典

から/ので の共通する意味

原因・理由・根拠を表わす。

から/ので の使い方

から
▽(1)もう遅いから早く帰りなさい ▽(2)家が近いから一緒に帰りましょう ▽(3)明日は晴れるだろうから洗濯をした ▽(4)遅刻したのは、電車が遅れたからです ▽(5)子供だからといって、甘えてはいけない
ので
▽(1)事故が多いので運転を休止した ▽(2)下記に転居いたしましたので一度お越しください

から/ので の使い分け

接続助詞「から」と「ので」は、それぞれ「X(だ)からY(だ)」および「X(な)のでY(だ)」の文型で、後件Yの内容に対して前件Xがその原因・理由・根拠となることを表わす。
「から」は、前件と後件とが主観的な立場で結びつけられるときに用いられやすい。したがって、後件が命令(例文(1))・禁止・勧誘(例文(2))などの表現のように、話し手の判断や気持ちを表わす場合には、「から」が用いられることが多い。また、前件が推量表現である場合に接続する用法(例文(3))は、「ので」にはない。「から」にはほかに、結果にあたる事柄を先に述べて原因を後で述べる用法(例文(4))や、「~からといって…(否定)」の形で、前件から帰結されるべき結論とは逆の内容を後件におく用法(例文(5))などがある。
「ので」は、前件と後件との間に客観的な因果関係が認められる場合に用いられやすい(例文(1))。したがって、「ので」の後件には断定や事実の叙述などの表現がくることが多い。
話し手の気持ちを表わす表現でも、「ので」の例文(2)のように、丁寧な表現や書き言葉では一般に「ので」が用いられる。これは、自分の気持ちを前面に出すのを避けるためである。このような場合に「から」を用いると、ぶっきらぼうな表現や押しつけがましい表現となりやすい。

から/ので の類語対比表

寒い…服を着た相手は強そうだ…注意しろ未熟者です…ご指導ください
から
ので

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