とは/といったら の解説 - 小学館 類語例解辞典

とは/といったら の共通する意味

期待はずれ・驚き・感嘆を表わす。

とは/といったら の使い方

とは
▽(1)あれほど固く決心したのに、またまた酒の誘惑に負けてしまうとは ▽(2)うちの子の成績が学年で一番(だ)とは! ▽(3)こんな嵐(あらし)の日に結婚式とは
といったら
▽(1)雪景色のそれは美しいことといったら ▽(2)うちのインコのよくしゃべることといったら

とは/といったら の使い分け

「とは」は、「Xとは」の形で、Xではないと思っていたのに、実際はXだったことがわかって意外だ、という気持ちから、期待はずれや驚きを表わす。一般に話し手のマイナス感情を表わす場合が多いが、例文(2)のようにプラス感情を表わす例、また、場面によってプラスにもマイナスにも受け取れる例もある。
「といったら」は、「Xといったら」の形で、Xの内容を強調して、驚きや感嘆を表わす。プラス・マイナスのどちらの感情を表現するときでも使える。また、例文(2)のように、場面によってどちらにでも受け取れる例もある。
話し言葉では、「といったら」の変化した「ったら」の形も使われる。

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