て(も)いい/たっていい/て(も)けっこうだ/て(も)かまわない/たってかまわない/て(も)さしつかえない の解説 - 小学館 類語例解辞典

て(も)いい/たっていい/て(も)けっこうだ/て(も)かまわない/たってかまわない/て(も)さしつかえない の共通する意味

許容・許可を表わす。

て(も)いい/たっていい/て(も)けっこうだ/て(も)かまわない/たってかまわない/て(も)さしつかえない の使い方

たっていい
▽みんなが行くと言うなら一緒に行ったっていいけど、あまり気が進まないな
て(も)けっこうだ
▽パーティーには、だれをつれて来てもけっこうだ
て(も)かまわない
▽連絡が取れるなら、どこにいてもかまわないよ
たってかまわない
▽電話番をしているのが退屈なら、テレビを見ていたってかまわないんだよ
て(も)さしつかえない
▽一日一合程度のお酒なら飲んでもさしつかえない

て(も)いい/たっていい/て(も)けっこうだ/て(も)かまわない/たってかまわない/て(も)さしつかえない の使い分け

いずれも、この程度のことなら認める、許す、という気持ちを表わす。ただ、「いい・けっこうだ」と「かまわない・さしつかえない」をくらべると、前者の方が積極的に認める気持ちが強く、後者は歓迎はしないが特に文句は言わないといった消極的態度が感じられる。
否定の許容は、「なくて(も)いい」「ないで(も)いい」などの形で表わされるが、…しなくても許されるの意味から発展して、…する必要はないという不必要のニュアンスになることも多い。「無職の場合はこの欄には何も書かなくていいそうです」
「てもよかった」と過去形にすると、過去の事実とは反対の状況のほうがよかったのにと、後悔・不満・非難などの気持ちで回想する用法となる。「こんなことなら、何も徹夜してまで仕上げなくてもよかったのに」
名詞や形容動詞を受ける場合は、「でもいい」「だってかまわない」などの形になる。「印鑑がなければサインでもかまいませんよ」
「言う」「思う」「考える」「見る」などの動詞を受けて、「と言ってもいい」「と見てよい」などの形で、比喩(ひゆ)的に言うと…と言える、…はほぼ確実である、といった態度を表わすこともできる。「出生率と死亡率の関係から、日本は急速に老齢化が進んでいると見てよい

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