けち/しみったれ の解説 - 小学館 類語例解辞典

けち/しみったれ の共通する意味

金銭や品物などを惜しんで出さないこと。また、そういう人。

英語表現 stinginess a miser(けちな人)

国語辞書で調べる けち しみったれ

けち/しみったれ の使い方

けち 【名・形動】
▽身銭を切らないけちな男 ▽他人におごってもらうだけのけち
しみったれ 【名・形動】
▽しみったれな奴(やつ) ▽寄付をしぶるとはしみったれめ

けち/しみったれ の使い分け

二語とも、意味・用法はほとんど変わらない。「しみったれ」のほうが、やや俗語的。
「けち」には、「けちな恰好(かっこう)」のように、粗末で劣っていること、みすぼらしいことの意や、「けちをつける」のように、縁起が悪いこと、悪評、難癖の意もある。[英]to find fault with(けちをつける)

けち/しみったれ の関連語

吝嗇 【名・形動】
過度にけちなこと。また、そのような人をいう。文章語。「吝嗇家」
けちんぼう 【名・形動】
けちなこと、また、けちな人をののしっていう俗語。「けちんぼ」とも。「あのけちんぼうが寄付金など出すものか」
しわんぼう
けちな人をののしっていう語。やや古い言い方。「しわんぼ」とも。「あいつはしわんぼうだから、会費の必要なパーティーには絶対出ない」

カテゴリ

#人間の性質#性格

けち/しみったれ の類語 - 日本語ワードネット

けち の類語

呆れるほどけち の意

(人または行動について使用され)寛大さの欠如によって特徴づけられた、または、寛大さの欠如を示す の意

非常に乏しい品質について; もろいさま の意

非常に劣った品質または状態の の意

気前のよさに欠けること; お金を手放す一般的に不本意なこと の意

しみったれ の類語

呆れるほどけち の意

非常に乏しい品質について; もろいさま の意

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