腰抜け/腑抜け/ふがいない の解説 - 小学館 類語例解辞典

腰抜け/腑抜け/ふがいない の共通する意味

いくじのないさま。

英語表現 cowardice

国語辞書で調べる 腰抜け 腑抜け ふがいない

腰抜け/腑抜け/ふがいない の使い方

腰抜け
▽彼は血を見て気絶するような腰抜けだ ▽あんな腰抜けには何をやらせても駄目だ
腑抜け 【名・形動】
▽彼があんな腑抜けとは知らなかった ▽母が死んでから父は腑抜けのようになってしまった
ふがいない 【形】
▽初出場の相手に負けるとはふがいない ▽千メートルもない山で落伍(らくご)するとはふがいない

腰抜け/腑抜け/ふがいない の使い分け

「腰抜け」は、臆病(おくびょう)で思い切って事を行えないようなこと。また、そういう人。
「腑抜け」は、気力、精神力などがなかったり、極度に乏しかったりして、事を行えないこと。はらわたを抜き取られた状態という意から言う語。
「ふがいない」は、はたから見ていて歯がゆくなるほど、また、黙っていられないほどいくじがない意。「腑甲斐無い」「不甲斐無い」などと書くこともある。

カテゴリ

#人間の性質#態度

腰抜け/腑抜け/ふがいない の類語 - 日本語ワードネット

腰抜け の類語

勇気に欠ける特性 の意

恐れや不安を表に出す人 の意

腑抜け の類語

勇気に欠ける特性 の意

知性が通常より劣る人 の意

ふがいない の類語

勇気が欠如しているさま; 卑劣に臆病で気が弱い の意

精神力、勇気または生命力が弱い の意

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