内臓/臓器/五臓六腑/臓腑/五臓/腸/臓物 の解説 - 小学館 類語例解辞典

内臓/臓器/五臓六腑/臓腑/五臓/腸/臓物 の共通する意味

動物の体の内部にある諸器官の総称。

英語表現 internal organs

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内臓/臓器/五臓六腑/臓腑/五臓/腸/臓物 の使い分け

「内臓」は、「内臓の病気」のように、最も一般的に用いられる。
「臓器」は、「臓器移植」など、一つ一つの器官をとりあげた言い方。
「五臓六腑」「臓腑」「五臓」は、西洋医学輸入以前の医学用語。「五臓」は、心臓、肺臓、肝臓、腎臓、脾臓(ひぞう)、「六腑」は、胃、大腸、小腸、胆嚢(たんのう)、膀胱(ぼうこう)、三焦(さんしょう)(=消化、排泄をつかさどるとされる器官)をいう。「酒が五臓六腑にしみわたる」
「腸(はらわた)」は、「イワシのはらわたを抜く」のように、料理などでよく用いられる。また、「はらわたがちぎれる思い」の形で、悲しみや憤りなどが我慢できないさまや、「はらわたが煮えくり返る」の形で、激しい怒りをこらえることができない意を表わす。
「臓物」は、特に鳥、獣、魚などにいう。

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