心残り/残念/遺憾 の解説 - 小学館 類語例解辞典

心残り/残念/遺憾 の共通する意味

思いどおりにならず、あとに不満や物足りなさ、心配などが残ること。

英語表現 regret

国語辞書で調べる 心残り 残念 遺憾

心残り/残念/遺憾 の使い方

心残り 【名・形動】
残念 【名・形動】
遺憾 【名・形動】

心残り/残念/遺憾 の使い分け

「心残り」は、あとに心配、未練、不満などの思いを残すこと。また、それらの思い。気持ちの上で断ち切れないままになっているさまを表わす。
「残念」は、自分で満足できなかったり、思いどおりにならなかったりして物足りなさが残ること。また、単にうまくいかなかったときや、もう少しでうまくいったのに、というときなど、くやしく思う気持ちに広く用いる。「残念、逃げられた!」
「遺憾」は、「残念」と重なることが多いが、「残念」よりも文章語的。また、相手に対して、気の毒とか申しわけないとかいう気持ちをこめていうこともある。また、「遺憾なく」の形で、申し分なく、十分にの意を表わす。「実力を遺憾なく発揮する」

心残り/残念/遺憾 の関連語

痛恨
非常に残念であること。悔やんでも悔やみきれないこと。文章語的な語。「一代の痛恨事」「痛恨に耐えない」

心残り/残念/遺憾 の類語対比表

…だがあきらめよう何も…はない…ながら中止する…の意を表明する
心残り
残念
遺憾

カテゴリ

#人間の性質#心配・後悔

心残り/残念/遺憾 の類語 - 日本語ワードネット

心残り の類語

何かをした、あるいはしなかったことについて後悔、悲しみ、あるいは喪失感を感じること、あるいは表すさま の意

残念 の類語

恥、罪の意識、当惑または後悔を感じるさま の意

後悔に値するさま の意

ろくでもないさま; 不幸なさま の意

何かをした、あるいはしなかったことについて後悔、悲しみ、あるいは喪失感を感じること、あるいは表すさま の意

恥辱、悔しさ、あるいはいらだちを感じさせるさま の意

遺憾 の類語

後悔に値するさま の意

ろくでもないさま; 不幸なさま の意

何かをした、あるいはしなかったことについて後悔、悲しみ、あるいは喪失感を感じること、あるいは表すさま の意

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