必死/命懸け/死に物狂い の解説 - 小学館 類語例解辞典

必死/命懸け/死に物狂い の共通する意味

死を覚悟するほどの気持ちで、真剣に懸命に物事に臨むさま。

英語表現 frantically

国語辞書で調べる 必死 命懸け 死に物狂い

必死/命懸け/死に物狂い の使い方

必死 【名・形動】
命懸け 【名・形動】
死に物狂い 【名・形動】

必死/命懸け/死に物狂い の使い分け

「必死」は、事に当たって力を尽くそうという強い気持ちを表わすだけでなく、軽い意味でもよく使われ、三語の中では使用範囲が最も広い。
「命懸け」は、他の二語よりも主観的で、表に現れないときにも、心のあり方、覚悟の深さなどを表わす語。これに対し他の語は、はた目にもそれとわかるような行動となって現れることが多い。
「死に物狂い」は、最もじたばたした感じの語で、追い詰められた状況などに使い、軽い場面では使われない。

必死/命懸け/死に物狂い の関連語

捨て身
身を投げうつ覚悟で、全力を尽くして事に当たること。「捨て身でぶつかる」
懸命 【形動】
命がけで物事をするさま。「懸命にこらえる」「懸命の作業が続く」
大わらわ 【名・形動】
なりふり構わず、夢中で事にあたっているさま。「大童」とも書く。「今、決算書の提出に大わらわです」「災害の後始末に村は大わらわだ」◇戦場で髪を振りみだして戦う姿が子供の髪形のようであるところから。
躍起 【名・形動】
焦る気持ちで、むきになって物事、人などに一心に働きかけるさま。せき立てたり、自分でせいたりする場面で多く使う。「躍起になって弁明する」「娘を早く結婚させようと躍起になる」など、「…になる」の形が多い。

必死/命懸け/死に物狂い の類語対比表

借金を返済するまで…働く…の抗弁も空しかった…の恋…で暴れる怪獣こうなったら…だ
必死-に○
命懸け-で△
死に物狂い-で○

カテゴリ

#人間の性質#気力

必死/命懸け/死に物狂い の類語 - 日本語ワードネット

必死 の類語

強烈な勇気を示すさま; 特に最後の手段として自暴自棄で勇敢に行われる行動の の意

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