家筋(いえすじ) の類語・言い換え
ブックマークへ登録家系/家筋/血筋/血脈/血統 の使い方
家系/家筋/血筋/血脈/血統 の使い分け
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- 「家系」は、婚姻関係や血縁による代々の家族のつながりで、公的私的、外面内面のさまざまな点から家族の系統を考えるもの。「大名の家系」(先祖の地位)、「堅実な家系」(性質)、「教師の家系」(職業)、「秀才の家系」(才能)など。
- 2
- 「家系」には、社会的に認められる「家」としての過去の一本のつながりをさす場合と、現在の家のメンバーである家族一人一人がつくり出すつながりをさす場合とがある。これに対し「家筋」は、主に「家」を問題にした言い方で、「分家した家筋」「将軍家の家筋」「長唄(ながうた)の家筋」のように、先祖や代々の身分、職業、地位などの公的な面から家の系統をいう。
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- 「血筋」は、「家筋」と逆に、容姿、才能、性質などの具体的な個人の資質や存在が先祖から受け継いだものであることを表わす。
- 4
- 「血脈」は、「血脈がある」という表現に見られるように、血のつながりを表わす。
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- 「血統」は、「血筋」の硬い言い方。馬、犬などに用いられることが多い。