戦争/戦い/戦/合戦 の解説 - 小学館 類語例解辞典

戦争/戦い/戦/合戦 の共通する意味

軍隊と軍隊とが兵器を用いて戦うこと。

国語辞書で調べる 戦争 戦い 合戦

戦争/戦い/戦/合戦 の使い方

戦争する
▽隣国をまきこんで戦争が始まった ▽核戦争
戦い
▽敵に戦いを挑む ▽関ケ原の戦い
▽いくさの庭(=戦争) ▽負けいくさ
合戦する
▽川中島の合戦 ▽雪合戦 ▽応援合戦

戦争/戦い/戦/合戦 の使い分け

「戦争」は、特に国家と国家、あるいは交戦団体との間の兵力での争いをいうことが多く、開戦から終戦までを一つとみなす。「戦い」は、「硫黄島での戦い」のように、一時的な、または一地域の武力衝突をさす場合に多く使われる。「戦(いくさ)」「合戦」は、古風な語で、主にわが国の昔の武士などからなる軍団同士の武力衝突をいう。「戦」が「戦争」の意味で使われる場合は、文学的な表現となる。[英]war
「戦争」は、比喩(ひゆ)的に、「交通戦争」「受験戦争」などのように、社会上の激しい争いにも使われる。[英]war
「戦い」は、「明日の決勝は厳しい戦いになるだろう」「病気との戦い」などのように、競技などで争うことや、障害や困難に立ち向かうことなど、広い意味で使われる。[英]struggle
「合戦」は、「歌合戦」「応援合戦」「雪合戦」など、他の語と複合して相手と優劣を競う場合などにも使われる。[英]a battle

戦争/戦い/戦/合戦 の関連語

会戦する
敵、味方の軍隊が出会って戦うこと。特に、双方の大兵団の激突による陸戦をさす。「今の兵力で敵と会戦するのは危険だ」
戦役
「戦争」の意の古めかしい言い方。「日露戦役」
「戦争」の古い言い方。人民を徴発して使役するところから。「西南の役」「弘安の役」
戦闘する
武器をもって敵と戦うこと。特に敵を倒そうと攻撃を繰り返す行動をいう。「激しい戦闘が続く」「戦闘態勢」
戦う 【ワ五】
相手をうち負かそうとして力を尽くす。武力などの手段を用いて争う場合、力や技で優劣を争う場合、また努力によって克服しようとする場合などがある。「闘う」とも書く。「敵と戦う」「きょう戦う相手は強敵だ」「困難と戦う」

カテゴリ

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戦争/戦い/戦/合戦 の類語 - 日本語ワードネット

戦争 の類語

敵に対する武力紛争の行い の意

宣戦布告により作られ、戦争の国際的な原則が適用される間の国際的な宣言により終わる法的な状態 の意

戦い の類語

ボクシングまたはレスリングの試合 の意

何かを達成しようとするエネルギッシュな試み の意

戦争中の、敵対する軍事力との対立的な会議 の意

敵対する2グループ(または2人)の間の公然の衝突 の意

2つの軍隊間で戦われる戦闘 の意

敵に対する武力紛争の行い の意

ライバル同士の戦い の意

戦いの行為; あらゆる競争や戦闘 の意

2人以上の競争者から勝者が選ばれる機会 の意

2人以上の人またはチームが競争する正式なコンテスト の意

の類語

何かを達成しようとするエネルギッシュな試み の意

戦争中の、敵対する軍事力との対立的な会議 の意

特定の目的を達成することを目指す幾つかの関連した作戦(通常、地理的そして時間的制約をうける) の意

敵に対する武力紛争の行い の意

2人以上の競争者から勝者が選ばれる機会 の意

2人以上の人またはチームが競争する正式なコンテスト の意

合戦 の類語

戦争中の、敵対する軍事力との対立的な会議 の意

敵に対する武力紛争の行い の意

戦いに従事している; 戦いを続ける の意

2人以上の競争者から勝者が選ばれる機会 の意

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