彫り/刻み/切り込み の解説 - 小学館 類語例解辞典

彫り/刻み/切り込み の共通する意味

刃物などを用いて、物に切り目を作ること。また、その切り目。

英語表現 engraving

国語辞書で調べる 彫り 刻み 切り込み

彫り/刻み/切り込み の使い方

彫り
▽美しい彫りの木像 ▽指輪に彫りを入れる
刻み
▽味がよく染みるように野菜に刻みを入れる
切り込み
▽簡単に切れるように切り込みを入れておく

彫り/刻み/切り込み の使い分け

「彫り」は、立体的なものに幅と深さのあるくぼみを刃物などによって作ること。また、顔などの彫ったような凹凸の具合いの意にも用いられる。
「刻み」は、立体にも平面にも用いられ、何回も刃物を入れ、細かく切れ目を入れること。また、そのようにしてできた形をいうのにも用いられる。
「切り込み」も、立体、平面両方に用いられるが、一回から数回、刃物を入れて、そこから切ったり割ったりしやすいような状態にすることで、「刻み」より深い切れ目のときに用いられることが多い。

彫り/刻み/切り込み の類語対比表

木目を生かした…が美しい紙に…を入れる硬貨の縁に…がある…に添って割る…が深い顔
彫り
刻み
切り込み

カテゴリ

#人間の動作#全身の動き

彫り/刻み/切り込み の類語 - 日本語ワードネット

刻み の類語

小さな切れ込み の意

表面へ引っ掻かれた、または彫られたへこみ の意

切り込み の類語

表面へ引っ掻かれた、または彫られたへこみ の意

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