ぐさり/ずぶり/ぶすり/ぶすぶす の解説 - 小学館 類語例解辞典

ぐさり/ずぶり/ぶすり/ぶすぶす の共通する意味

勢いよく突き刺すさまを表わす語。

国語辞書で調べる ぐさり ずぶり ぶすり ぶすぶす

ぐさり/ずぶり/ぶすり/ぶすぶす の使い方

ぐさり 【副】
▽矢が胸にぐさりと突き刺さった
ずぶり 【副】
▽棒くいを、ずぶりと地面に突き刺した
ぶすり 【副】
▽太い注射針を、ぶすりと腕に刺した
ぶすぶす 【副】
▽子供が、ぶすぶすと障子に穴をあけていく

ぐさり/ずぶり/ぶすり/ぶすぶす の使い分け

「ずぶり」はやわらかく弾力性のないものに刺し入れるさま、「ぶすり」はやわらかく弾力性のある物に先の鋭くとがったものを突き刺すさまを表わす。比較的硬い物を突き刺す場合には「ぐさり」が使われる。また、「ぐさり」は「彼の一言が私の胸をぐさりと刺した」のように、比喩(ひゆ)的にも用いられる。
「ぶすぶす」は、やわらかく厚みのある物に、何度も突き刺すさまを表わす。

参照

ずぶり⇒ずぶずぶ/ずぶり

カテゴリ

#人間の動作#全身の動き