謝る(あやまる) の類語・言い換え
ブックマークへ登録謝る/わびる の使い分け
- 1
- 「謝る」は、「誤(あやま)る」からの転義で、過失を自ら認めることから転じたもの。
- 2
- 「わびる」には、つらく思う、困惑しているという要素が含まれており、「見るからにわびているようだから、もう許してあげよう」などの表現があるが、「謝る」には、この要素がないので、「口先だけで謝ってもだめだ」などの表現がある。
- 3
- 「わびる」は、「詫びる」とも書く。
謝る/わびる の関連語
- 謝する 【サ変】
- あやまる、わびるの両方の意で使う。文章語。「非礼を謝する」
- わび
- わびること。また、その言葉。「詫び」とも書く。「わびを入れる」「わびを言う」
- わび言
- わびる言葉。また、わびること。「詫言」とも書く。「わび言は聞きたくない」
- 平謝り
- ひたすらあやまること。「平謝りにあやまる」
- 陳謝する
- 事情を述べてあやまること。「失言を陳謝する」「陳謝を要求する」
- 謝罪する
- 罪や過ちをわびること。「不手際を謝罪する」「謝罪を要求する」
- 多謝
- 丁寧に自分の罪をわびること。手紙文などで、無礼をわびるのに用いる「多罪」の誤用からできた語。文章語。「妄言多謝」
- 恐縮する
- 恐れ入って身を小さくすること。申し訳なく思うこと。「恐縮ですが、席を詰めていただけますか?」「お気を使っていただき恐縮です」「恐縮の至り」
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#社会生活#交際