あくしょおち【悪所落ち】
遊里へ行くこと。「礼場 (れいば) (=葬儀場)よりすぐに—の内談」〈浮・一代女・三〉
あくしょおとし【悪所落とし】
馬に乗って険しい坂道を走り降りること。また、それに巧みな人。「究竟の荒馬のり、—」〈平家・九〉
あくしょがね【悪所金】
遊里などで使う金。遊興費。悪性金 (あくしょうがね) 。「小者、—の使ひやうを見おぼえ」〈都鄙問答・二〉
あくしょがよい【悪所通い】
遊里に通うこと。
あくしょぐるい【悪所狂い】
遊里に入りびたって酒色にふけること。
あくしょついほう【悪書追放】
青少年に有害な雑誌を追放しようとする小売書店の運動。昭和38年(1963)10月、山梨県の甲府書籍雑誌共同組合が始め、全国各地に広がった。
あくしょば【悪所場】
「悪所2」に同じ。